口臭とタバコ
口臭を引き起こすものには、いろいろな原因のものがありますが、その中にタバコ口臭と呼ばれるものがあるのを御存じでしょうか。タバコ口臭とは何でしょうか。
タバコ口臭とは、タバコを吸うことが原因により口臭が発生することを言います。何故タバコ口臭は起こるのでしょう。タバコ口臭は、単にタバコを吸うとそのニオイが口内にこもるというだけではなく、歯周病などともおおいに関係があるものです。
タバコを吸うことにより、通常の2倍〜9倍もの確率で、歯周病にかかることがわかっています。歯周病は口臭をひきおこす原因となるものです。そのため、タバコ口臭といわれるようなことがおきてくるわけです。
タバコ口臭が起きるしくみを見てみましょう。タバコ口臭が起きるのは、タバコを沢山吸うヘビースモーカーを見るとよくわかります。タバコを吸うことにより、タバコ口臭の原因ともなる独特の舌苔が発生するのです。
この舌苔がタバコ口臭の原因にもなるのですが、さらにこの舌苔があることにより、歯周病にかかりやすくなってしまいます。また、歯周病にかかってしまった場合、タバコ口臭と歯周病の口臭とが混ざってしまい、さらにひどい口臭を招くことにもなります。
また、タバコを吸うということは、ニコチンの作用により唾液の分泌がおさえられるということでもあります。唾液の分泌がすくなくなると、口の中が乾きやすくなります。 口臭の原因のひとつに、口の中が乾いていることが挙げられます。そのため、タバコを吸うと口臭がひどくなりやすい状態になり、タバコ口臭が発生するのです。
また、タバコ口臭は受動喫煙でも起こりうることが確認されています。つまり、親がタバコを吸っていてタバコ口臭になるのはもちろんのことですが、その隣で受動喫煙をしいられている子供が、タバコ口臭になってしまうこともあるのです。
タバコの煙りに含まれている有害物質が、歯茎の血流を悪くしたりする作用があることから、歯周病にかかりやすくなったりするのです。
このように、タバコ口臭は自分だけではなく、自分の周りの大切な人にも関わってくる病気だといえます。他の病気などが原因の場合と違い、ただ単にタバコを吸っているがゆえのタバコのニオイだけのタバコ口臭であれば、タバコを吸うのをやめることにより口臭も消えることになります。
しかし、タバコ口臭の中でも、タバコを吸うことにより歯周病になってしまった場合のタバコ口臭の場合は、歯周病の治療を行わないことには口臭も消えないので注意が必要です。